漆器修理ブログ

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カテゴリ：幕の内弁当箱

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漆器修理例 · 2012/05/29

20年以上使っているお弁当箱のフタ　その3

絵柄をどうするか・・・溜色用の飴色の塗装をすることを提案しました。溜色というのは、通常朱塗の塗装の上に、飴色をかけて溜色にします。飴色を塗ることで、絵柄をぼんやり見せて、良い具合で絵柄が浮かび上がります。仕上がりは写真の通りです。...

漆器修理例 · 2012/05/28

20年以上使っているお弁当箱のフタ　その2

前回の記事の続きです。絵柄の部分は、思ったとおり全くはがれてくれませんでした。そして、右下の部分もどうしてもヘラで取れなかったのであきらめて、全体的にペーパー研ぎをしました。ここから塗りの工程にいくのですが、絵柄をどうするか・・・黒や梨子地（なしじ　※元の塗り）に塗ってしまうと絵柄は全く見えなくなります。...

漆器修理例 · 2012/05/25

20年以上使っているお弁当箱のフタ　その1

幕の内弁当箱の蓋です。 20年以上使っているということでした。かなり塗装が剥げていますね。ヘラでおこせば梨子地（なしじ）の部分（茶色い部分）が簡単に剥がれてきました。ほぼ密着してません。しかし絵柄の部分はヘラを使っても全く剥がれません。一番困るパターンです。いっそのこと、きれいに取れたほうが、きれいに塗り直しできるからです。...

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