◆修理依頼品:木製汁椀と木製カップ
※無塗装の白木地の汁椀とカップにひび割れが出来たため、黒の漆塗りに仕上げました。
【修理前のお気持ち】
木製の食器の扱いがあまりわかっていなくて、すぐヒビ割れを作ってしまっていたことを悩んで、他に解決方法がないかと思っていました。
【修理依頼のきっかけや決め手】
丁寧な対応と説明と料金の明確さです。
【お手元に届いた後の感想】
あまりの美しさに驚きました。
こんなに漆器がすごいものだとは知りませんでした。色もつやも何と言ったらいいのか、大げさではなく(家族も)感動しました。
正直、今ある器を何とかしたいだけの気持ちだったのですが、こんなに素晴らしいものならもっと早く漆器を使っていれば良かったと思いました。ありがとうございました。
2020年10月 京都府R.Y様よりご依頼いただきました。
◆担当者より
漆の色艶に感動していただけたことに、私自身とても嬉しく思いました。
昔は日常にあふれていたであろう漆器ですが、漆器の代用品があふれる現代社会においては触れる機会も本当に少なくなっています。
人によっては、漆の器がなくても全然困らないのかもしれませんが、漆器は完成してからさらに育っていくのでその過程を楽しむことで次第に愛着も沸き、心も豊かになります。
スピード時代に逆行しているような漆器は、かえって目新しく映るのではないでしょうか。