熊本県 I様よりご依頼いただきました。
屠蘇器の銚子の取っ手が折れてしまい、修理して使いたいということでした。
修理前
何か所か折れていますが、折れた部分がすべて揃っていますので、接着して漆塗りを施します。
ただ、接着して漆塗りだけでは、耐久性が心配ですので、接着した後で布を巻いて丈夫にし、漆を塗って仕上げます。
修理後
取っ手の部分のみを修理しました。
漆の朱の色が全く同じではないですが、写真で見る限りではほぼ近い色になりました。
取っ手の部分は、漆を塗る前に布で補強してますので、簡単に同じところから折れるということはないと思います。
■今回の修理費用
6,000円
(注) おおよその修理費用としてご紹介しておりますが、修理の方法の他、年々材料費の高騰により変化してます。
ご依頼いただく際はその都度お見積りさせていただきます。ご了承ください。
■今回の修理期間
約3ヶ月