例年より暖かい年末年始で、のんびりしたお正月を過ごしました。
皆様はいかがでしたでしょうか。今年も昨年に引き続き、よろしくお願いいたします。
毎年のことですが、年末年始はこの漆器修理サイトをご覧いただく方が多くなるようで、
昔から思えばずいぶん減ってきてはいるのでしょうが、
重箱や雑煮椀などを使われるお正月の風習が今でも多くのご家庭であるのだなぁということがわかります。
お問い合わせのメールも予想以上に多かったので、
通常より時間がかかっての返信になりましたことをお詫び申し上げます。
各々、品物も違えば、傷み具合も違うため、悩みながらのお返事となっています。
悩んでいるには、たいした文章も書けず、申し訳ないなぁと思いながら・・・
概算が知りたいというお客様の気持ちは理解できますので、
精一杯わかる範囲で対応いたします。
今までの経験などを基にメールで送っていただいた写真を拝見して、
概算費用をわかる範囲でお知らせする場合もございますが、
一つ一つ違うということもあり、非常に難しい部分ではあるのですが。
ですので、あくまでも参考程度にお考えいただければ幸いです。
2017年 木製漆器の塗り直し期間の目安
年々、修理のお問い合わせが多くなってきたことにより、修理期間もやや遅くなっています。
直しの方法などでも違いますが、3ヶ月から半年ほど余裕をもっていただいております。
モノによっては、半年以上かかる場合もございます。
理由としては、修理専門の職人はいないため、通常の作業状況に合わせて、修理品を進めていってもらっているからです。
実際、職人にとって修理品は新品で作るより何倍も手間がかかるため、負担が大きくなってしまいます。
このようなことから、お急ぎの場合は、大変心苦しいのですが、お断りする場合がございますのでご了承ください。