大阪府 柴原様からご依頼いただいたお弁当箱の塗り直し例です。
昨年(2015年)放映されていたドラマ「まれ」を見ていて、急にお弁当箱のことを思い出され、修理してくれるところをネットで探されたそうです。
修理前のお弁当箱の状態
角の部分の塗りがところどころ剥がれて、木地の色が見えていました。
それほど傷んでいるといった状態ではありませんが、塗りが剥がれていると使いにくいですね。
提案させていただいたのは、部分塗り修理と全部塗り直し修理の2パターンです。
部分塗りの場合は、費用がお安く済みますが朱の色が合わないという欠点もあります。見た目を気にしないということであれば、部分塗りをお勧めします。
今回は、朱の漆で全部塗り直すということでご依頼いただきました。
修理後のお弁当箱
小さいへこみなどが多少あったところも錆をして平らにしました。
全体を塗りなおしたので、色も統一されています。修理前の色よりやや赤が強い感じの仕上がりですが、漆は徐々に明るく色が出てくるという特長がありますので、色の変化もお楽しみいただけるのではないでしょうか。
今回の修理費用は?
☑ 7,000円ほど
今回の納期は?
☑ 約3ヶ月