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漆器は実物通りに撮影するのがとても難しいです。

私は漆器屋であり、カメラマンではありません。

 

写真の撮り方をしっかり習ったわけでもなく、すべて自己流で撮っています。ただ、写真を撮るのは嫌いではありません。技術はなくても、心を込めてとるようにしています。

 

この漆器修理のサイトで撮っている写真も私や他のスタッフが撮ったものですが、漆器の写真は本当に難しいといつも頭を悩ませています。

 

漆器の撮影は本当大変。

 

黒くてつやのあるものほど上手く撮れません。

 

まずまわりにあるものいろんなものが商品に写りこんでしまいます。そのために、専用のライトを使ったり、周りを覆ってみたりといつも四苦八苦です。

 

修理前の写真、途中経過の写真、仕上がった漆器製品の写真など、写真撮影することがとても多くて、もしこれをプロのカメラマンに頼もうものなら莫大な費用がかかってしまいます。

 

ですので、自分でなるべく綺麗に撮影する努力をしなければいけません。

説明するのは言葉よりも写真のほうが断然判りやすいですから!

 

漆器の修理品が美しく仕上がった時ほど、なんとか写真でそのままをお伝えしたいのですが、なかなかどうして・・・素人の私には無理難題です。

 

でも、お送りして実際の仕上がりをご覧いただくと、とても喜んでいただけます。

そう考えると、写真写りが綺麗すぎると期待を裏切ることにもなってしまうのかもしれません(笑)

 

ちなみに、カメラは一眼レフを使っています。

カメラ負けしないようこれからも心を込めて撮影しようと思います!