ヒビが入った木製のお膳の修理例です。
表も裏も明らかにヒビがわかります。
おのお膳は、根来といって研ぎ出しになっています。こういった研ぎ出しは「ろいろ師さん」といって、専門の職人さんがする仕事です。
ヒビの入った部分だけ修理する方法もありますし、全体的に修理する方法もあります。
今回、表はヒビを埋めた後全体的に塗り直し、裏はヒビの部分だけの部分直しをしました。
完成したのがコチラ↓↓↓
表はほぼ新品同様の仕上がりです。写真ではわかりませんが、角度を変えて見ると、ヒビの部分がうっすらとわかるくらいです。
裏は、ご覧の通り、「ヒビの部分だけ修理しました。」という状態です。これだけでも持ちが違いますので、裏の修理はこれで充分かと思います。