蒔絵というのは、漆器などに絵を描く技術なのですが、
蒔絵師さんといって、蒔絵を描く専門の職人さんがいます。
越前漆器は分業制で、
生地をおこす人
塗る人・研ぐ人
蒔絵や沈金のような加飾(かしょく)をする人
このように専門の職人さんの手が加わって製品が出来上がります。
なので、蒔絵師さんは絵を描くのが専門
もちろん一つからでも描けます。
ただ、型をおこしたりという手間もありますので、数が少量の場合はどうしても割高になってしまいます。いわゆる手間代がかかるということです。