絵柄のある漆器の修理。
もし、全体的に傷んでいるなら、絵柄を生かして修理することが難しくなります。
同じ絵柄を描くことができるかどうか。
上記のようなスクリーン蒔絵のお椀の絵柄を手描き蒔絵で描くことはできますが、お値段はかなり高くなります。
スクリーン蒔絵の場合、スクリーン版代+印刷代がかかることに。
(ただ、当社が持っている版であれば、版代はかかりません。つまり当社でお買上いただいた漆器の修理だと、ほぼ同じように仕上がるということです。)
絵柄がほぼ取れているのであれば、ちょっと違った感じに仕上げるというのも一つですね。
絵柄が全体的に残っているのであれば、なるべく残す方法を考えています。