漆器製品の塗り直しをするかどうかの基準として、まずは修理代がいくらかかるかということを一番に考えることが圧倒的に多いと思います。
購入した時に、元々安く買ってるから新しく買ったほうがいいだろうと思われるところもあるのではないでしょうか?
実際、500円以下で購入したお椀などでしたら、修理代とほぼ変わらないかもしれませんし、反って高くつくかもしれません。
新しく買ったほうが面倒じゃなくていいのかもしれませんが、処分する手間は出てきます。
塗り直しの見積もり依頼をいただくとき、一番に考えることは、修理代が新品で購入するときの何割安で仕上がるかということ。
半額以下で出来るものもあれば、ほぼ同じくらいの金額がかかる場合もあれば・・・
修理をお勧めする目安としては、新品の代金の8割までで収まる場合。
これはあくまでも、飲食店などで使われる塗り物の食器やお盆の修理の場合です。
大事な愛着ある漆器製品は別、それぞれ価値観はちがいます。
みなさんが修理しようと思う金額の目安は新品価格の何割ですか?